壁の記録

ほどほどの生き方から、人生の壁に挑戦します。

読書記録『運をつかむ』永守重信さん

土井英司さんのビジネスブックマラソンで紹介されていた本です。

 

運をつかむ (幻冬舎新書)

 

永守重信さんは凄腕経営者として有名な方です。

2022年の株主総会での発言がメディアに取り上げられていたことが、とても気になっていました。

また、モーニングサテライトのモーサテ塾で永守さんが講演している内容が刺激的だったので、永守さんの著作物を読みたいと思っていました。

 

この本を読んで、永守さんのことをほとんど知らなかったことがわかりました。

一代で大きな会社をつくった、それくらいのことしか知りませんでした。

メディアに出てくる永守さんは、京都弁でものすごく早口で話す情熱的な人というイメージでした。

 

この本を読んでうれしかったことは、「建前をやめると、人生が濃厚になる」と書かれていたことです。

自分も本音ベースでしか生きていないからです。

本音ベースの人と話すと楽しいし、本音ベースの人とは本音でしか付き合えません。

確かに時間の密度は濃いと思います。

 

そして本音ベースの永守さんだからこそ、株主総会の発言は本当に思っていることを発言しただけだったのです。

マスメディアというものは一部分だけ切り取ってニュースにするということは広く知られていることですが、今回のニュースも発言の主旨を説明しているものはないように感じました。

 

本を元気になりました!